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常設展示
夏秋の展示 -布施寛好み-
この常設展示は終了しました。ありがとうございました。



当施設が所蔵する布施寛美術コレクションの中から彼の好みが強く現れた作品を展示しています。
陶芸作品では河井寛次郎の泥刷毛目(どろはけめ)という手法のものを集めています。
泥刷毛目は生乾きの素地に泥しょうを塗り、指や布で勢いよく擦り上げる技法。
躍動感をお楽しみください。
また、布施が集めた備前焼きの酒器なども展示しています。
備前焼を復興させた金重陶陽とその弟子の藤原啓の作品に加え、桃山時代の古備前もあわせてご鑑賞ください。
円窓図を3点展示します。円窓図は禅における書画の一つで「円相図」とも言います。
円の中に何が描かれているのか、お楽しみください。
また、季節の書画として門真特産の蓮の花が描かれた扇をご覧ください。
開催日 | 2022年07月01日(金) - 09月30日(金) |
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時間 | 9:30~18:00 |
会場 | 門真市立市民交流会館 中塚荘 1F 常設展示室 |
料金 | 無料 ※展示室のご利用がある時はご利用いただけない場合があります。 |
布施寛美術コレクションとは
門真市三ツ島に居住されていた布施寛氏(1907-1990)が収集された陶器、掛軸などの美術コレクション。
布施氏は教育者として長く母校の四條畷高校で教鞭をとられ、校長も務められました。
没後、美術品と邸宅が門真市に寄贈され公開されています。