施設概要と歴史・設置目的について
市民が集う憩いと交流の場「中塚荘」
中塚荘の由来
初代門真市長であり、名誉市民でもある故中塚種夫氏のご子息の中塚昌胤氏(財団法人大阪21世紀協会理事長・元NHK副会長)の遺言により、両氏ゆかりの土地・家屋が門真市に寄贈されました。
門真市では、両氏ならびにご遺族の意思を尊重し、市民に開放された交流・文化振興のスペースとしてこれを再整備し、平成10年5月に「中塚荘」としてオープンしました。
「中塚荘」の名称は、寄贈者のお名前に、古来、文化人などが集う場所の意味を持つ「荘」の字をつけ、土地建物の由来と市民文化の発祥地たらんとする願いをこめて、つけられたものだといわれています。
施設概要
名称 | 門真市立市民交流会館「中塚荘」 |
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所在地 | 門真市月出町11番1号 |
開館 | 1998年5月1日 |
敷地面積 | 1,684.11㎡ |
延床面積 | 1,032.03㎡ |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
階数 | 地上2階 |
施設 | 交流サロン、研修室、和室、展示室、常設展示室、ライブラリー、ラウンジ、プレイルーム、厨房 |
設計 | (株)浦辺設計 |
施設の設置目的
中塚荘は、公共施設のため、いくつかの利用上のルールがあります。
これらのルールは、門真市立市民交流会館条例および門真市立市民交流会館条例施行規則に基づくものです。
中塚荘は、 「市民の相互交流の場を提供するとともに、市民自らの文化活動や交流活動を促し、もって市民の交流と文化の向上に寄与するため(条例より抜粋)」に設置されました。
私ども指定管理者・NPO法人トイボックスは、この条例を、
1.市民のみなさんとともに、
2.市民の文化創作や交流活動をサポートし、
市内の人材育成・文化振興につながるような事業を行い、
3.「まち」と「みんな」を元気にする。
・・・・・・・ことが指定管理者の役目である。
と解釈しています。
会館で行われるすべての事業(貸館事業やイベントの開催など)は、この役目を達成するために計画、実行されます。そして、トイボックスが事業を実施するにあたって、必要不可欠なものがあります。
それは、市民のみなさん、会館を利用される方々のご理解とご協力です。
中塚荘は利用料金がひじょうに低く設定されており、運営資金のほとんどを市の予算(税金)に頼っています。
トイボックスでは、厳しい状況にある門真市の財政を鑑み、平成19年度にくらべおよそ3000万円少ない予算で運営を行っています(ルミエールホールとの合算で)。
もちろんコストカットをしたから安かろう悪かろうのサービスで我慢してほしい、というつもりは毛頭ありません。しかし、高級ホテルのような、贅をつくしたサービスの提供はできません。
私 どもは、「まち」と「みんな」が元気になれるような、気持ちのこもったサービスができる会館を目指します。そしてそれをコストカットと両立させます。その ために、貸館ご利用の際、みなさんにもちょっとしたご協力をお願いしています。鍵の貸出、準備・片付けへのご協力のお願い等々・・。
中塚荘は、門真市の公共施設、いわばみなさんの共有の財産です。財産をお預かりしている指定管理者として、会館の役割をご理解いただき、大切にご利 用いただけることを願います。ぜひ、「自助」「互助」の精神でご協力いただければ、と思います。よろしくお願いいたします。